皆さんお久しぶりです。ろっくまんです。

今回は幕張メッセで行われた東京ゲームショウ、その中でも9ホールで行われたインディーズゲームフェス2013で見たことについて、書いていこうかと思います。

インディーズゲームフェスは一般公開日と共にスタートし、私は2日目の22日に参加してきました。

↑ニコ生からのキャプチャです

http://live.nicovideo.jp/watch/lv151281850#29:24

 

その日登場した実況者はMSSP、最終兵器俺達、しゃけとりくまごろう、ドグマ風見といった実況動画を見るものならだれでも知っている人気実況者たちでした。オープニングで彼らが登場すると同時に歓声が上がり、東京ゲームショウでも変わらぬ人気ぶりを見せてくれました。

 

イベントの内容は、ステージ裏のブースで紹介されているインディーズゲームなどのゲーム開発者を呼び、その目の前でゲーム実況者がプレイをするというものでした。スクリーンに映し出されるゲーム画面に惹かれ、通行者が自然と足を止める姿もありました。

 

客層は様々でしたが、前列にいたのは朝から場所取りをしていた実況ファンの女の子達、後列ではふと足をとめたゲームファンの方。年令や性別の違う層が、一つのステージに集まっていました。ゲーム開発者と司会者の軽快なやりとりに後列では笑いが飛びます。なかなか聞けない開発者のメタいボケやツッコミもあり、ゲームファンのツボを押さえたようです。また、ステージの隅に設置された「ZUNの部屋」の生放送画面と一緒にイベントを楽しむ霊夢コスプレの人もいました。ここまで色んな客層が混ざった実況イベントは初めてでとても新鮮でした。

 

ハイテンションゲーム開発者、チーム・モンケン

この日、数多くのインディーズゲームが紹介された中で、もっとも印象深かったゲームはモンケンでした。

 

モンケンについては――もしかしたら、このサイトを見ている人は、家入一真さんのCAMPFIREで開発資金を募ったゲームとして、記憶しているかもしれません。ネット上では、「ロートルが云々」という言葉が話題になっていて、期待半分不安半分、という雰囲気なのかもしれません。実際、そうなのでしょうか。TGSから帰って、ねとぽよにいるネット企業に勤める社会人たちに、ステージ上でのことを話すと、「え、マジで!?」と驚いていました。

 

そう、実はこの日、もっともステージで盛り上がっていたのは、モンケンのゲームでした。

 

なにしろ、座組からして凄い。以前にPOYONETでも紹介した、大人気実況者の最終兵器俺達が実況の担当でした。そしてステージに上ったのは、ゲーム開発者の黒川文雄さん、飯田和敏さん、中村隆之さん、納口龍司さん。ステージに上がり、最俺とは初の顔合わせとなります。

 

チーム・モンケンの人たちは、ゲーム業界に私が生まれる前から長くいた人たちだそうです。でも、登場した瞬間から、他のゲーム開発者と比べて、かなりのハイテンションでした。ステージ上で最終兵器俺達のメンバーの写真を撮るなど、ゲーム開発者自身がこのイベントを楽しんでいる雰囲気が見ている側にも伝わりました。

 

モンケンとはチーム・モンケンによって開発されたアクションゲーム。ゲーム内容はモンケンと呼ばれる振り子のようなキャラクターを操作し、建物を破壊することで建物にいる人質を救出するというシンプルなものです。実際に会場でプレイしてみましたが、操作も簡単でゲームが苦手な私でもとても楽しめるものでした。

※ ニコ生からのキャプチャです。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv151281850#1:00:04

 

ステージでは、ゲームの操作説明として開発者の中村さんがプレイし、自分の画像を自分で壊していくという斬新な展開がありました。開発者と実況者のコラボという、ここでしか見られない光景でした。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv151281850#1:01:41

 

そして最後には、「チーム・モンケンとゲーム実況者が協力し何かをしましょう!」なんて言葉も飛び出し、全員で肩組みをして、このコーナーは終了。チーム・モンケンは今までにもTwitterの発言から漫画とのコラボを実現するなどの実例もあり、ゲーム実況というコンテンツとのコラボにも今後期待が持てるイベント内容となりました。

 

開発者と実況者が目の前で会話をし盛り上がった姿をみて、私と一緒に行ったゲーム実況ファンの女の子たちは「これからどうなるか楽しみ!」と声をあげていました。インディーズゲームとゲーム実況の相性の良さをしみじみと噛みしめるようなイベントになりました。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv151281850#1:06:51

その一方で、今回のTGSについては、ゲーム実況好きとして考えこむこともありました。

 

一日目にも話題になった、「実況ファンのマナー問題」についてです。TGS一日目終了後にこんなまとめが作成され、Twitterでは多くのファンの間で拡散されました

 

【TGS2013】ゲーム実況者ファンのマナーが悪いと話題に

 

実況のみならずイベント系ではよく言われるマナー問題ですが、実況ファン同士のマナーに対しこのようなまとめが作られるのは珍しいことです。チケット代が安価であったことや幕張メッセという場所からか普段実況イベントに来ない子や、学生の姿が目立った影響もあるかと思います。

 

二日目にはTwitterでの拡散も影響したのでしょうか。変な騒動もなく、静かに始まりました。しかし、TGS終了後も「TGSに、もう実況呼ばないほうが平和なんじゃ……。」「もう少し違う出し方があったんじゃない?」などの言葉をツイートする人もいました。

 

日々ファンが増えていくゲーム実況の世界。このようなマナー問題が発生するのはしかたのないことかもしれません。しかし、今回のモンケンのようにインディーズゲーム、そしてゲーム実況の両方が協力しあうような展開は、TGSという場があってこそのものだったと思いました。難しいことなのかもしれませんが、皆が気持ちよく過ごせるようにするイベント作りに対して、そろそろ実況ファンも考えなくてはいけないのかもしれません。

 

現地で合流した、ゲーム実況好きの女の子たちと感想を語り合いました。愛知から実況者のツイートを見て初参加した子は、驚いたことに朝の4時に会場についていました。もう一人の子は、彼女より着く時間は遅かったですが、それでも朝の6時前に並んでいました。ふたりとも、口々に東京ゲームショウのような場所で、実況イベントやインディーズゲームを遊べたことを喜んでいました。

 

「一日目も二日目も参加したけど、凄い楽しい。これからもTGSで実況イベントとかあったらいいなぁ。」

「初めてのTGSだったけど、インディーズゲームをこんなに遊べることなんてなかなかないから、こういうイベントはめっちゃ楽しい」

 

来年のTGSに、もしまたゲーム実況が呼ばれたら、どんなふうにこのコンテンツがそこに絡んでいくのか。そして、これからのインディーズゲームとゲーム実況がどのように成長していくのか。今から楽しみです。

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